お受験日記

私学入試速報会の準備 ① (絵本)

2015年10月06日

  

私学入試も二次試験のある小学校を除きほぼ終了しました。この時期 は、学校別の過去問の作成をしています。作成の拠り所は、二つです。一つ目は、学校別のアンケートです。アンケートといっても面接、考査、絵制作、運動、行動観察、ペーパーと約20ページにわたります。お子さんから聞き取った内容を父兄が詳細にレポートしてくれます。二つ目は、入試当日、試験を終了した子供たちからの直接の聞き取りです。試験終了後に、入試を終えたばかりの子供たちに直接、教室に立ち寄っていただき約60分の聞き取りをスタッフ総出で、行ないます。下の添付写真は、10/1の関学初等部、10/2の小林聖心の宝塚校での聞き取りの様子です。試験当日の緊張と入試からの解放感の為か子供達のテンションの上がり具合は、半端ではなく、大変な60分間ですが、子供達からの直接聞きとりや描いて貰ったイラストなどをジグソーパズルのようにつなぎあわせかていくと入試の全体像がハッキリとしてきます。ヘッズの過去問作成の生命線だと思っています。
   

先頭の2枚の写真は、今年、お話の記憶に出題された絵本です。左が関西学院初等部で出題された「よぶこどり」右が関大初等部で出題された「どうぞのいす」です。子供たちの聞きとりをしながらパソコンにキーワードを2~3入力したら約10分後には、出題された絵本は判明します。しかし重要なことは、その絵本をもとにどのような意図で学校が出題したかということです。お話の記憶の問題ひとつにしても関学と関大では、出題の意図がかなり違うように思います。学校の特色が顕著に出ています。また、行動観察にしても関学が「ジャンケン双六ゲーム」関大が「椅子取りゲーム」小林聖心が、「洗濯干しと洗濯たたみ」くらいは、あと一週間もすれば一般に知れ渡ることですが、実際受験した子供からの聞き取りとアンケートの分析によって行動観察時にどんな状況が発生したか、学校がどんな意図で出題したかが、ハッキリと見えてきます。ヘッズ池田校・宝塚校とも下記の日程で、「私学入試速報会」を開催いたします。どのような問題が出たかという、うわべの情報(News・Information)ではなく生きた情報(intelligence)をお届けできると思います。

ヘッズアップセミナー「私学入試速報会の日程」

10/12(月・祝)AM 10:00~11:30 ヘッズ池田校 「私学入試・超速報会」

10/25(日)AM 10:00~12:30 ヘッズ宝塚校 「私学入試速報会」

11/15(日)AM 10:00~11:30 ヘッズ池田校 「私学入試速報会」

申し込みに関しては、池田校・宝塚校の「お知らせ受験ニュース」を参照ください。

 

posted by ヘッズアップセミナー | 日記
新着記事
カテゴリ
リンク集