お受験日記

6/3 教育講演会 於:雲雀丘学園小

2018年05月08日

 雲雀丘学園小より教育講演会の案内を頂戴しています。慶応大学の准教授で教育経済学者の中室牧子先生の講演会です。データを用いて教育を科学的に分析されている著名な先生です。

私も先生の著書『「学力」の経済学』を2年ほど前に購入し読んでおりました。まず、この本の冒頭の文面に引き付けられます。「・ご褒美で釣ってもよい・ほめ育てはしてはいけない・ゲームをしても暴力的にはならない」・・・驚きですね。1年ほど前に、林修先生の「初耳学」で紹介され、さらに有名になられました。受験に限らず、お子さんの教育には誰しも関心のあることだと思います。子育ての参考にされるとよいです。これまでの常識を覆すようなことをデータに基づいて述べておられるのが面白いところです。

 是非、このデータに基づいた根拠を講演会で聴いてみましょう。申込方法は雲雀丘学園小学校のHPでひばりクラブに登録して可能です。5/21から400名限定で参加できます。なお、講演会後に学校説明会も実施されます。

日時:6月3日 (日) 講演10時~11時15分 開場9時半

場所:雲雀丘学園小学校 学園講堂

このデータに基づいた教育学と言えば、ヘッズ池田校に度々お越しいただいた立命館の蔭山英男先生です。「早寝、早起き、朝ご飯」の重要性等々をデータに基づいて実践してこられ、その講演会は興味深いものばかりでした。

林修先生は他人の著書を紹介されることは少ないそうですが、この『「学力」の経済学』は暗記するほど読まれたそうです。子育てをされている保護者には、とても参考になります。その著者の中室先生が雲雀丘学園に来られますわけですから、聴講してみてください。

ところで、その林修先生が他に紹介されている本があります。著:新井紀子「AI vs.教科書が読めない子どもたち」です。 この本も、以前に興味深く読んでいた本でした。これからはAI(人口知能)が、人間の代わりにやっていける世の中となります。今、幼稚園児のお子さんたちが、大人になり社会に出ていく中で、このAIに打ち勝つには「読解力」であると。それを数学者の新井先生がデータを基に論じておられるのがこの本です。これも、親御さんに読んでもらいたい本です。

 

posted by ヘッズアップセミナー | 日記
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