お受験日記

④ 通学路(花の道と宝塚大橋)

2020年10月20日

   

先週の10/17(土)は、関学初等部の10月入試の当日でした。朝から、冷たい雨が降りしきり宝塚大橋を渡る受験生も雨合羽に長靴姿で試験会場に向かっていました。親子面接が終了し何組かの方が教室に立ち寄ってくれました。どのご家庭も9月入試から1カ月間、精一杯頑張ってこられました土曜日の授業だったので少ししかお話ができませんでしたが9月入試以来、精一杯頑張ってきたので親子面接と口頭試問を終了し清々しい表情でした。

今から10年前の初等部開校前、2008年1月下旬の話です。初代の校長先生から電話があり明日の夕方にヘッズ宝塚校に伺いたいのですがよろしいでしょうかという内容でした。翌日の土曜日の夕方、教室で約1時間ほどお話をお聞きすること出来ました。公募でどうして宝塚にある関西学院初等部を選択したか、どのような学校を目指しているかという校長先生のお話とそれから初年度は1000人受験するかもしれないという噂がありましたから、塾の現場では実際どんな風評が流れているか教えて下さいという先生からの質問でした。どんな話が飛び交っているかを正直にお話しました。校長先生との会話の中で、色んな言葉が印象に残っているのですが、特に通学路に関してのお話が強烈に印象に残っています。初等部の小学生たちが隊列を組んで歩いている宝塚音楽学院の生徒さんたちと宝塚大橋の上で毎日すれちがうことが子供達の精神的な発達に大きな影響を及ぼすということでした。宝塚音楽学院の生徒さんたちは、非常に厳しい倍率をくぐり抜けてきたいわば「選ばれし者」であると、そしてその「選ばれし者」である宝塚音楽学院の生徒さんたちが毎朝「気持ちの良い挨拶を交わし」「礼儀正しく」「謙虚である」という事を毎日の通学路である「宝塚大橋」「はなの道」で目の当りにし、肌で感じることができる事に至福の喜びを感じますということでした。それから、まだ宝塚歌劇と関学初等部との交流はありませんが近い将来、宝塚歌劇の観賞などで本物を経験させてみたいとのことでした。あれから、10数年の月日が流れ、現在の初等部では、6年生たちは卒業記念として宝塚歌劇を鑑賞し地元宝塚の「本物」を体感しています。建学時の夢は、着実に実を結んでいます。

posted by ヘッズアップセミナー | 日記
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